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SideCI Blog

自動コードレビューサービスSideCIを提供している株式会社アクトキャットのコーポレートブログです。



Jenkinsより使いやすい、開発効率を上げてくれるCIツール10選

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CIツールを10選紹介します!無料編、新進気鋭のCI編、デファクトスタンダード編の3編でお送りします。CIはContinuous Integrationの略で、日本語にすると「継続的インテグレーション」。

主にプログラマーのアプリケーション作成時の品質改善や納期の短縮のための習慣のことである。エクストリーム・プログラミング (XP) のプラクティスの一つで、狭義にはビルドやテスト、インスペクションなどを継続的に実行していくことを意味する[1]。特に、1990年代後半以降の開発においては、継続的インテグレーションをサポートするソフトウェアを使用する傾向が強まってきた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/継続的インテグレーション

今回紹介する「CIツール」はCIを支援するツールの中でも、任意のコマンドをプロジェクト毎に実行出来るサービス達です。たとえば、rake specなどのunit test実行コマンド、antでビルドしたりとか。

さっそく紹介していきます。皆さん無料が好きだと思うのでまずは無料から。 個人的にオススメなところはロゴの画像付けました!

無料プランがあるCIツール(プライベートレポジトリ)

Shippable

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月額0$から。ビルドしないなら0$プランでも5private repoと、結構十分。TravisCIやCircleCIより実行速度が早いのが特徴。LXCであるDockerコンテナを利用することにより高速化を実現している様子。機能は普通に潤沢。 解説してくれている人がいたので解説リンクをぺたり。 Githubのプライベートリポジトリ1つ無料のCIサービス「Shippable」を使ってみた - atskimura-memo

CloudBees - Jenkins

月額0$から。実行時間などの制限付き。 CloudBeesとしての知名度は日本では殆ど無いと思いますが、Jenkinsの開発者がいる会社がJenkinsをクラウドで提供してくれていたりするので、安心感はあるような。 ただHPがWeb1.0時代風で、いまいちよくわかりづらい気が。。。

今のところ無料で使えるCIツール

MagnumCI

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先ほどの解説記事と同じ人が解説してくれているリンクをペタリ。 プライベートリポジトリ無料のCIサービス「Magnum CI」を使ってみた - atskimura-memo

wercker

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β期間だから無料?料金について今のところ記載のないサービス。機能は普通に潤沢。

ContinuityApp

CircleCIとかと機能的には差がなさそうなCIツール。 βアカウントをリクエストしないと使えないので、今のところよくわからないです。

新進気鋭のCIツール

Drone.io

$25/monthから。 LXCであるDockerを使った、Go言語で作られているCIツール。Docker自体がまだβ版なのでこちらもおそらくβ。 Drone.ioは最近OSSソース化したので、興味がある人は読んでみると良いかも!github/drone/drone OSSなので一応オンプレミス利用可能です。

CODESHIP

月額$0から。ただし、50build/month制限なので、実質$49からかと。 Rails -> Github -> Herokuといった流れをパパっと設定出来るよ!という謳い文句。

snap

月額$80から。5レポジトリ、2ジョブ同時実行可。 プロジェクトマネジメントツールやテストの自動実行ソフトの販売などもしている、非専業の企業。 2000人の従業員を抱えるアジャイル開発についてのコンサルティング会社の1サービスといったところです。 (2014/8/3にsnapを追記。11選となりました。)

デファクト・スタンダードなCIツール

TravisCI

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月額$129から。 オープンソース向けのtravis.orgもあり、こちらは完全無料。 多くのOSSプロジェクトのテストなどに採用されている老舗CIツールです。

CircleCI

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月額$19から。 2013年頭頃公開、500 startupsから投資されてスタートしたCI。 おいおい、新進気鋭ジャンルに入れろよと言われそうな新しさですが、結構日本でも知名度が出てきているので。

Bamboo

月額$10から。HipChatやJIRAなどエンタープライズ向け製品の大手なAtlassianが提供しているサービス。 Atlassianは日本法人も最近出来たので、企業内ユースの方にはオススメかも。オンプレミス利用可能です!

おまけ

ちょっと変わったCI

bitnami

これはCIツールのサイトじゃないんですが、JenkinsをワンクリックでAWSのEC2インスタンスにインストール出来たりします。 CloudBeesは高いけどJenkinsつかいたけど設定めんどくさいって人はどうぞ!

factor.io

コードのデプロイ専用のCI。テストなどは実行出来ません。まだβ版。 デプロイする流れ(ワークフロー)をプログラムで定義出来るのが特徴。 あと、TravisCIなどの既存CIツールとも連携出来ます。

Coveralls

テストカバレッジを表示してくれるサービス。 名前的に一瞬rails専用かなとか思っちゃいますが、そんなことはないです。TravisCIとの連携もOK。 カバレッジ表示出来るならテストも実行できるだろ!と思うんですが、テストの実行には全く興味がなさそうなサービスです。

これからスタートするCIツール

Koality

コードのテストに特化。ファイアーウォールの内側でも使えるとか。まだ招待制です。

ModernRepo

pricingはリンクが設定されてないのでよくわからないですが、CIツールには違いない。。。
CIツールではなく、レポジトリを解析して、たとえば、「Node.jsの開発者を増やしましょう!」とかビジネス視点でアドバイスをくれるサービスに変更になった、、、ように見えます。こちらもまだベータのようで、すぐに使用する事はできません。 (2014/8/13 追記しました)

SolidBuild

HPも適当すぎてよくわからないけどCIツールには間違いない。。。招待制。

おわりに : 選び方のオススメ

基本的には自分たちが一番使える物が良いと思います。たとえば、普段HipChatとGithubを使ってる人だと、CircleCIがデファクトで安心。兎に角料金だ!ということであれば、MagnumCIが今のところ無料でHipChatも対応していていい感じかな、とか。

  • コード置き場: Github, Bitbucket, Gitlab
  • 通知場所: メール, HipChat, ChatWork(現在対応しているCIはおそらくない), Campfire
  • 使っている言語やフレームワーク: Node.jsや.net専用なCIツールもあるので。。。

何がいいかわからない!という人は、CircleCIが安くて機能も基本的に全部整っているので、オススメです! ※CircleCIは無料期間が有り、何回か延長させてくれるので、セットアップに手間取っても安心ですw

補足(追記)

「Jenkinsより使いやすい理由はどこですか」というコメントがあったので、補足します。

今回紹介したサービス達がJenkinsと比較して最も特徴的なのは、全てクラウド利用型のサービスという点です。そのため、導入や保守が非常に簡単です。また、管理画面なども商用として作りこまれている物が多いです。Jenkinsほど時代が積み重なってないので、UIがシンプルで使いやすい、という点も挙げられるでしょう。

クラウド型サービスはユーザが1サーバ内に複数いるため、ほとんどがユーザ毎に仮想環境を用意しています。そのため、OSやRubyのバージョン、MySQLのバージョンなどを、設定ファイルに記載するだけで、その環境のサーバを用意してくれます。これは非常に大きなメリット、大幅な導入・保守コストの削減が期待出来ます。

クラウド型(オンプレミスではない)でも問題ない方にとっては、使いやすいこと間違いなしの物をご紹介させて頂きました。