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SideCI Blog

継続的インテグレーションツール(CI)のSideCIが運営しています。コード品質向上や生産性向上など、ソフトウェアエンジニアに役立つCI全般について記事を投稿しています。

HipChatが大幅進化。Slackと似た「Integrations」機能の提供が開始。GitHub連携が強力で超簡単

今日は老舗なエンジニア向けチャットツール、HipChatに新しく追加された「Integrations」機能を紹介したいと思います。合わせてSlackの類似機能もご紹介。

以前、エンジニア向けチャットツールSlackを以前ご紹介させて頂きました。実際このブログ経由でサインアップしてくださっている方もいらっしゃって嬉しい限りです。Slackは洗練されたマイクロインタラクションもさることながら、非常に目につくホットな機能が「Integrations」でした。

Integrations : Slack

この「Integrations」の中から、チャットのルーム(channel)に表示させたい統合させたいSaaSを選択出来ます。

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選択すると、API KEYやインストール方法が表示されて、簡単に連携できる、という機能です。

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対応インテグレーション数は60。ちなみにSlackはインテグレーション数が多いと課金が発生する、インテグレーションで課金なフリーミアムモデルサービスです。(課金するとメッセージの履歴保存数などもアップグレードされます)

Integrations : HipChat

後追いですが、HipChat Ver3.0からIntegrations機能がHipChatにも追加されました。また、Ver3.0からフラット系のUIにMac版アプリなどは変わりました。

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機能が追加された直後はIntegrationsには「BitBucket」ぐらいしか無かったので、「中途半端な対応だなー。。。」と思って放置してたのですが、今は多くのアプリに対応したようなので、紹介しよう!とすることにしました。

Integrations 一覧

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30個のIntegrationsがあります。
中身はわりとSlackより適当感があります。適当というか、記事って感じですね。

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しかし、実際のところ、記事の作りこみや見た目の差があるだけで、本質的な内容は変わりません。どちらもWebHook連携をするための方法が分かりやすく書いてあるだけです。だからこそHipChatが直ぐに後追いで類似機能を提供出来たわけですが。

HipChat側が使いやすい物もあります。一部ですが、例えば、GitHubとは、高度に連携がされています。インストラクションを見るだけではなく、実際に、HipChatの画面側から、GitHub Authを介して、設定が行えるのです。

「Integrations」の一覧から「GitHub」の「Install」を選択するとGitHub Auth画面が表示されます。Acceptすると下記のような画面が表示されます。この画面で、そのHipChat内のルームに対して通知を行うレポジトリを選択出来ます。

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ちなみに1つのルームに複数レポジトリが追加出来ます。
レポジトリの変更内容の内どれを通知するかも選択出来ます。

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最近はTwitterのURLをHipChatルーム内でつぶやくとBotさんが内容を表示してくれるようにもなりました。(前からだったかもしれませんが、Integrations機能強化で追加されたのではないかなと思ってます。)

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Slack vs HipChat

結局のところ、機能的な優位性というのは、あまり私は見つけられていません。
なので、vsして比較することが出来ません。。。
UIや価格帯などでそれぞれでご検討下さい!

料金

Slackは最初にクーポンが配られますが、インテグレーションを追加していくとすぐに無料プランは限界がくるので、クーポン$100を消費していくことになります。結構高額なサービスなので、直ぐに使いきってしまうかもしれません。 つまり、無料では使えないサービス、ということです。

HipChatは人数無制限、インテグレーション無制限で利用出来ます。そもそも、インテグレーションの数をHipChat側で把握してないですが。(あくまでWebHookの導入を簡単にする機能としてIntegrations機能が提供されているように思われます)
ほとんどの場合、無料でOKです。過去のチャットログに興味ない人にとっては無料で使えるサービスです。

有料の場合はSlackが3倍ほどのお値段がします。 Slack: $6 per user per month(Standard)
HipChat: $2 per user per month(HipChat プラス) (※記事掲載当初HipChat$5と誤って記載していたことをお詫び申し上げます)

「過去ログに興味はない!」のであれば、HipChatをおすすめします。「有料でもいいから過去ログ全部見たい!」であれば、HipChatとSlackを両方使ってみてお好きな方をどうぞ!と思います。イケてる方を使いたい!ということであれば、両方使ってみてお好きな方をどうぞ!です。

ちなみにSideCIチームはHipChatを選択してます。過去ログはQiitaとかにまとめているので、流れていっちゃうチャットはHipChatで十分なのです。UIもWebViewベースなSlackよりシンプル・ネイティブなHipChatが好きだったりもします。あと、一度インテグレーション(統合)を設定しまくると、設定を変更するのが大変面倒なので、スイッチングコストを考えると、Slackに移行するのは現状難しいというのもあります。

みなさんもintegrations機能を使いはじめると、移行がどんどんめんどくさくなるので、導入するタイミングで熟慮してみてください!

おまけ

最近チャットツールは様変わりしていきまくりで、Sqwiggleも話題です。これはリモートワークをより良くしようという、全然違う使用用途のサービスなのですが、こちらにもIntegrations機能があります。

Sqwiggle

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Sqwiggle Integrations

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Sqiggle GitHub Integration

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まぁこちらも同じく、WebHookを追加するだけですし、そのインストラクションが書いてあるだけなのですが。

Sqwiggleへの一本化も検討したのですが、今のところSideCIチームではHipChatをSqwiggleは別個に使ってます。移行コストも一本化しない理由の一つですが、大きな理由は、やはり、Sqwiggleは「Work better, together.」なツールなのです。「人と人」がより良く働くためのツール。HipChatやSlackも似たようなものですが、うちは「人とSaaSがうまく繋がる」サービスとして利用しているので、一長一短。一本化したくないのです。

おわりに

企業のコミュニケーションインフラであるチャットツール。お気に入りの物を使いましょ!
本日紹介したのは下記の3サービスでした。(あれ、HipChatの新機能紹介記事だったはずなのに)

  1. HipChat
  2. Slack
  3. Sqwiggle