こんにちは。先日英文でアナウンスさせて頂きました内容の日本語版お知らせです。
SideCIでは主に下記の3機能を提供しております。
- コードの自動レビュー(on GitHub)
- コードのレビュー結果のレポート(on SideCI)
- コードの自動的なTest and Delivery
この3つの機能の内、3番目の「コードの自動的なTest and Delivery」機能を廃止することに致しました。今後はコードの自動的なレビュー機能の開発に注力してまいります。
Test and Deliveryサービス・アンケート結果
この変更にあたって、多くの方にアンケートにご協力頂きありがとうございました。 以下、アンケートで多かった、主にSideCIユーザの方であるアンケート回答者の方が使っている継続的デリバリサービスをご紹介いたします。
多かったのはCircleCI, Jenkins, TravisCI, Werckerでした。母数がそれほど多くありませんが、日本国内での知名度はおそらくこのような形かと思います。SideCIを選択されている方もいらっしゃいますが、これは私のアンケートが「どのサービスを使ってますか?」という質問だったことによるものです。
SideCIの動き・新機能
上記のような意見を踏まえまして、今後はTest and Deliveryについては他社サービスはOSS(Jenkins等)を推奨するとともに、それらと併用して頂けるよう改善を行ってまいります。また、コードの自動的なレビュー機能の開発に注力してまいります。
コードの自動的なレビュー機能について、多くの機能追加を今月は行っております。ピックアップして3つご紹介致します。
- マニュアルタイミングでのレポートの生成
- RailsBestPractices, Brakeman, RuboCop, Reek, JSHint, CoffeeLint, PHPMD, PHP_CodeSnifferの結果レポートのSideCI上での閲覧
- Non Comment Mode
1. マニュアルタイミングでのレポートの生成
任意のタイミングでレポートを生成することが出来るようになりました。たとえば、初回会員登録直後に何も追加のactionなく、結果を閲覧することが出来ます。レポートの生成はおよそ1分~数分ほどで完了致します。
レポートの生成にかかる時間はGitHubのレポジトリサイズなどによって多少前後致します。
2. RailsBestPractices, Brakeman, RuboCop, Reek, JSHint, CoffeeLint, PHPMD, PHP_CodeSnifferの結果レポートのSideCI上での閲覧
ほとんどの機能がPullRequestに自動的にコメントする、という形でサービス提供をしておりました。これに加えて、SideCIの画面上でも、それらの指摘内容を閲覧することが出来るようになりました。
また、PullRequestの差分に対するレポートだけでなく、そのcommit(revesion)に含まれる全ての指摘内容を閲覧することが出来ます。
3. Non Comment Mode
GitHub PullRequestでレビューするほどではないが、プロジェクトの状態把握のために、レポートの閲覧は行いたい、という要望に応えた機能を追加致しました。
GitHub PullRequestにはコメントを行わず、SideCIの画面でレポートを閲覧する事が出来るように設定ができるようになりました。これらはPullRequestのタイミング、もしくは、任意タイミングで実行・閲覧が可能です。
おわりに
SideCI Teamはコードレビュー機能にフォーカスします。今後もご利用、ご意見くださりますようお願い致します。